旅行に行ったときや観光スポットなどで他人に写真を撮ってもらう時に、大抵の人が普段から使い慣れているスマホやデジカメだと頼みやすいのですが、一眼レフだと頼みづらくて記念写真を撮ってもらえる機会が減ってしまうことがあると思います。
私が一眼レフを持って初めての旅行に行ったときにかなり痛感しました(汗)撮って欲しいんだけどどの設定で渡せばいいのだろうか?渡された観光客も絶対戸惑うだろうな・・・
そう思い、中々頼めずにモジモジしていて旅行を終了してしまった経験があります(汗)せっかく行った旅行で思い出を残したいのに・・自分が写っている写真がない!ということを無くすために、観光地などで他人に一眼レフを渡して撮ってもらう方法を考えました。
やはり一眼レフを渡すとなるとお願いされる側は気を遣ってしまうので、相手に迷惑をかけないで簡単に撮らせるために、シャッターボタンを押してもらうだけにする。これに限りますね。
この記事の目次
シャッターを押すだけの設定方法
色々と種類がありますが、私みたいな初心者でも気軽に撮れるような方法は・・
1.MF(マニュアルフォーカス)にする
これはカメラのAF(オートフォーカス)機能をオフにするため、手動でレンズのフォーカスリングを動かしてでピントを合わせなければなりません。写真を撮ってもらう場合にはあらかじめピントを合わせる手間があるので、私みたいな初心者はそんなそんな事をしている間に次の写真待ちの人に迷惑ですし、いざ写真を撮ってもらってもピントがずれてボケた写真になる可能性も高いので、今回の場面ではMF機能で他人に頼みたくありません。
2.三脚を使う
三脚を使うのもひとつの手。この方法だとセルフタイマーを使い自分でシャッターを押すこともできますし、他人に頼んでシャッターを押すだけの方法にもなります。ただ、幅を取ったり、組み立てに時間が掛かかり慌ててカメラを落としてしまう可能性もあるので、この方法も使いたくありません。とういか、まだ三脚を持っていません・・(泣)
3.一眼レフを持っている人に頼む
一眼レフ持っている人に写真を撮ってもらうのも方法ではないでしょうか。観光地に行くと必ずと言っていいほど一眼レフを肩からぶら下げている人がいます。
この場合、運良く一眼レフに詳しい人に頼んだ時に自分が思ってもいなかった素晴らしい写真を撮ってくれる事もあるかもしれません。ですが、持っている人皆が一眼レフに慣れている人ではなく、中には初心者も必ずいるので、どこにプロがいるか探すための目利きがとても重要になってきます(笑)
4.親指AFを使う
私の主観ですが、これが一番簡単で非常に便利な方法だと思います。親指AFなんて一眼レフ初心者にとって聞いたことが無いのは当然ですが、ここでしっかり覚えておくと今後の一眼レフ撮影にもかなり役立つと思います。
この方法は通常シャッターボタンを半押ししてピントを合わせますが、この半押し機能を無くてしまうことでシャッターボタンを押すだけの設定にすることができる、プロも愛用する撮影テクニックのひとつです。
設定方法はメニューボタンから簡単に変更できます。
例)D7100の場合 説明書262p
MENUボタン⇒カスタムメニューf操作⇒f4:AE/AFロックボタンの機能⇒押し時の操作をAF-ONにする。
設定を変えてから、被写体に合わせてAF-Lボタンを押すとフォーカスロックします。この状態でカメラを渡して撮ってもらう方法です。
被写体がいないとピントを合わせづらいので、2人以上の場合は知人に写る場所に立って被写体になってもらい、自分でフォーカスロックした後に他人にカメラを渡して撮ってもらえますが、1人の場合はちょっと難しいかもしれません。その時は撮ってもらう人に立ってもらうなどの工夫が必要です。
親指AFを使うと便利ですが、また違う問題が出てきました。
「ライブビュー」か「ファインダー」
方法はわかったものの、いざ渡すときにスマホやデジカメのように画面を見れるようにするライブビューにするのか、最近経験が少なくなったインスタントカメラのようにファインダーを覗かせるのかでとても迷いました。
最近のカメラだとライブビューには顔認識AF機能があるのでこれを使えば簡単にピントを合わせることができるので、他人に一眼レフを渡して、長押しをしてもらうと上手く撮影することができます。
試しにライブビューにして撮ってもらいましたが、カッ、カシャッ、カッと、シャッター速度がかなり遅くなっているように感じられます。これは実際に遅くなっているのではなく、ミラーが一旦下りてから再度ミラーが上がりシャッターを切る動作に入るので、どうしても時間が掛かってしまうので仕方がないのですが・・
一眼レフを持ったことのない人にとってこのタイムラグは非常に心配をさせてしまいます。
そればかりでなく「重たいし遅いし面倒だな」と思われてしまいその人の一眼レフへの魅力がかなり減ってしまうかもしれません。そうなっては一眼レフユーザーが減ってしまう!(個人的な感想です。)
なので、気軽に撮ってもらうためには、ファインダーを覗かせてカシャッと一発で決めてもらったほうがお互い気を使わなくて済むと思いました・・
しかし、ファインダーで覗かせる方法はカシャッとすぐに撮れるので簡単ですが、間接的に顔と顔が近づいてしまうので衛生面で嫌がる人がいるのでは?と思いました。
いや、考えすぎかな(汗)
なんだかどうすればいいかわからなくなってしまいましたが、考えた末に思いついたのがこちら。
まとめ
異性の方には、ライブビューの顔認識AFの設定にして、シャッターボタンを長押ししてもらう。この場合、「シャッターを長押しすると撮れますので」と言えば大丈夫でしょう。
同性の方には、親指AF(AF-ON)にしてファインダーを覗かせてサクッと撮ってもらう。この場合、「シャッターを押すだけで撮れますので」と言えば大丈夫でしょう。
これで、他人に一眼レフを渡して撮影してもうときに、ほとんど上手くいくと思います。
コメントを残す