レンズフードが邪魔だからと撮影時に持って行かないと思わぬトラブルに遭遇する可能性もあります。
こんにちは。チロ(@chiro_camera)です。
そういえばレンズを購入した時に「レンズフード」が付属されてきたけど、どんな意味があるのだろうか?と疑問に思ったことはないでしょうか。僕はなんとなーく使っていまいしたが、実はあれ、結構重要な役割をしているんですよ!
レンズフードの3つの役割
レンズフードっが邪魔だからと、お家のすみっこに置いていたら今すぐにでも付けて欲しいくらいです(笑)それくらい必要なカメラアイテムですよ。プロのカメラマンは”あえて”外したりしますが、初心者のうちは付けておくと色々な効果があるので紹介します。
1.フレアやゴーストを防ぐ
逆光で撮影したときに、画面全体が白っぽく(フレア)なったり、太陽から一直線に伸びたキレイな玉(ゴースト)みたいなのが写ってしまったことはないでしょうか。これらは太陽からの光が直接レンズに当たって起こる現象なので、こういった事を防ぐためにレンズフードが役立っています。
撮影方法や使っているレンズ性能によっては完全に防ぐことはできませんが、付けていることによって十分に画質の低下を防ぐことができます。また、あえてレンズフードを外してから作品としてゴーストを写しだす撮影方法もあります。あの光の玉ってなんだか神秘的ですもんね…。
2.雨よけや皮脂よけになる
他にも、突然降ってきた小雨にも効果的ですし、レンズを誤って指で触らないよう防ぐことができます。これらはレンズの天敵であるカビの発生を防ぐことにつながるので是非ともレンズフードを付けておいてください。
レンズが汚れていると写真に影響が出たりしますからね。
3.ぶつけた衝撃を和らげる
レンズフードを付ける一番の理由といってもいいです。
壁などにぶつけたときからレンズを守ってくれる役割をする役割をしてくれます。
普段はこのようにレンズがむき出しの状態なので、これだと完全に無防備な状態なのでレンズに直接触れてしまう機会が増えてしまいます。撮影時にはカメラに夢中になってしまいレンズの長さなんて気にしなくなってしまいます。
そんな時に木の枝や被写体にぶつかってしまうこともあるので注意が必要です。
付けておいてよかったレンズフード
僕の体験談ですが、初めて撮影しに行ったときは慣れないカメラの大きさに苦戦しながら写真を撮っていました。「うまく撮ってやる!」とついつい被写体に夢中になり、レンズをズーム側にしているのを忘れてしまってカメラを動かしたとき…
壁にドンっ!とぶつけてしまったことがあります。
「これは、ヤバイ」(汗)
そう思い、恐る恐るレンズフードの中を覗き込むと…
レンズは無傷でした。だけどレンズフードにはキズが付いてしまいましたが・・(泣)
この瞬間、レンズフードの効果が最大限に活かされたときです。
今でも忘れない思い出ですが、この時にようやくレンズフードを付けていることのありがたみがわかり、僕みたいな初心者こそ必ず付けるべきだと思いました(笑)
まとめ
レンズフード必要性を理解したでしょうか。付けていると大きすぎて邪魔だったり収納するのにいちいち取り外さなければいけませんが、それ以上に大きな役割をしてくれます。
写真を撮るときには付けていて損はない大切なレンズフードです。安心して撮影に集中することができますよ。
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